ストレス発散もいびき軽減につながる

いびきが一番嫌われるのは、刑務所の中だといいます。雑居房の中にいびきのひどい囚人がいると、ほかの囚人だちから嫌われ、時には袋だたきに遭ったりもするとか。

 

「刑務所の中でいびきをかいて寝るとは、なんと神経の図太い囚人か」と思われるかもしれませんが、それはむしろ逆。人間は不安にかられ、ぐっすり眠れない浅い眠りのときにこそいびきをかくものなのです。

 

 

よく、凶悪犯に関する報道で、「犯人の○○は逮捕当夜にも高いびきをかいて眠るなど、反省の色はみじんもない様子だという」といった記述に時々お目にかかりますが、“高いびき=無反省”を簡単に結びつけるのは、認識不足といえます。犯人は不安たからこそいびきをかいていると解釈できるのです。

 

 

もう一つ、入院中の病室の中でいびきをかく人は嫌われます。先日もある方が、「今度入院する予定なんだけど、いびきがひどいんで入院しようかどうか迷っているんですよ」という人もいます。

 

不安からいびきをかくのは、なにも刑務所の中だけの話ではありません。強いストレスや不安は、いびきを誘発します。つまり、逆にいえば、生活の中のストレスをうまく発散している人は、その分いびきをかきにくいということです。

 

 

いびきを治そうと思うなら、規則正しい生活を送ることや過度の飲酒を避けることのほか、「ストレスをうまく発散すること」も心がけましょう。

 

 

 

 

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